かつて中南米の古代遺跡を訪れた際に、ヒトと動物が互いに恐れながらも共に生きてきたことを感じた。 時代は変化し、人と動物の関係性は確実に変わってきた。詩人ヒメネスが描 いた「私」にとって「プラテーロ」はどのような存在だったのだろうか。 それを考えたとき、人が動物と心を通わせ語り合う、そんな美しい世界を心 に作り出したいと感じた。〈文:山下波父〉
福岡公演:2022年2月27日 Fukuoka
名古屋公演:2022年3月3日 Nagoya
東京公演:2022年3月17日【昼】14:00 Tokyo
東京公演:2022年3月17日【夜】19:00 Tokyo
フアン・ラモン・ヒメネス 詩(長南実 訳) カステルヌォーヴォ=テデスコ 曲
朗読:山下波父 ギター:山下和仁
Platero y Yo
poem by Juan-Ramón Jiménez (Japanese translation by Chonan Minoru)
composed by Mario Castelnuovo-Tedesco Op.190
narrator: Namifu yamashita
guitar: Kazuhito Yamashita
Feb. 27, 2022 Fukuoka concert
March 3, 2022 Nagoya concert
March 17, 2022 Tokyo concert (two performances at 2pm and 7pm)
中日新聞記事 (2月25日)
<各公演プログラム>
[3/17 東京(2公演)]
<デュオ(和仁&紅弓)>
ロンド(レオンハルト・フォン・カル)、スライドワルツ(作者不明 / エリス伝)、エア(ヘンデル / 山下和仁編)、セレナータ(ハイドン / フォルテア編)、カノン(テレマン / 山下和仁編)、グラーヴェ(テレマン / 山下和仁編)
<ソロ(和仁)>
ロシアの黎明期の作品より、アダージョ ~ 無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番BWV1005より(J.S.バッハ / 山下和仁編)
<ソロ(紅弓)>
シャコンヌ ~ 無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番 BWV1004より(J.S.バッハ)
<朗読(波父)とギター(和仁)>
プラテーロとわたし(詩:フアン・ラモン・ヒメネス 訳:長南実 作曲:マリオ・カステロヌオーヴォ=テデスコ)
プラテーロ、アンジェラスの鐘、井戸、月、ロンサール、子守むすめ、死、愁い、モゲールの空にいるプラテーロへ
[3/3 名古屋]
<デュオ(和仁&紅弓)>
カッコウ(ルイ=クロード・ダカン / リヨベート編)、月光(ソル / フォルテア)
<ソロ(紅弓)>
静に揺らぐ月影(中野二郎)、シャコンヌ ~ 無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番 BWV1004より(J.S.バッハ)
<ソロ(和仁)>
又弾(山下和仁)
<トリオ(和仁&紅弓&波父)>
ロンド(ヒンデミット)
<朗読(波父)とギター(和仁)>
プラテーロとわたし(詩:フアン・ラモン・ヒメネス 訳:長南実 作曲:マリオ・カステロヌオーヴォ=テデスコ)
プラテーロ、アンジェラスの鐘、井戸、月、ロンサール、子守むすめ、死、愁い、モゲールの空にいるプラテーロへ
[2/27 福岡]<朗読(波父)とギター(和仁)>
プラテーロとわたし(詩:フアン・ラモン・ヒメネス 訳:長南実 作曲:マリオ・カステロヌオーヴォ=テデスコ)
プラテーロ、アンジェラスの鐘、帰り道、井戸、月、ロンサール、子守むすめ、
死、追憶、憂い、モゲールの空にいるプラテーロへ